奇跡の雲海。僕の初登山デビューは奥秩父の『両神山』
おはようございます。
ギタのすけです。
さかのぼる事12月15日に
奥秩父にある『両神山』に行ってきました。
あまり聞き慣れない山です。僕も知り合いに勧めてもらうまで両神山なんて知らなかった。
山のレベル的には初心者に毛が生えた程度です。
しかし初心者も初心者な僕は少しきつかった!!
登ってる途中は、特別景色もいい訳ではなかったので、心の中では
「もう、山なんて登るかっ!!登るとしてもハイキングコースでいいや」
なんて思っていましたが、頂上であんな絶景を見てしまったら。
もう、山にハマっちゃいますね。
仕事の合間をみてこれからも山に行こうと思います。
いやー、良かったよ!『両神山』
『両神山』
玉県秩父郡小鹿野町と秩父市の境目にある山。奥秩父山塊の北部にあり、
標高は1,723m。日本百名山の一つ。
山岳信仰の霊峰であり、両 神山、三峰山、武甲山をあわせて「秩父三山」という。
コースタイムは一応記録していたんですが、
初めて山用GPSアプリを使ったので削除してしまいました・
コースは
日向大谷コース。一般的で初心者向きのコースです。
後は写真です。
10月くらいに、土砂崩れがあったみたいです。
ここから先は自己責任で進む事になります。
12月15日現在だと、かなり道も整備されていて、車が通れないってことはなかったです。
両神山荘の駐車場です。
第一、第二、第三まであったかな。
第一駐車場だけ、任意で500円かかります。僕は払い方がよくわからなかったので
払っていませんが。
約10代ぐらいのスペースがあります。
平日の朝だとお客さん誰もいません。
ちょっとガスっぽいかなーなんて思います。
ちょっと曇りっぽい。登山中に雨が降ってきたら嫌だな
カウンターもポチります。
気持ち多めに押しておきます。
登山のルート案内。
日向大谷から山頂まで行って折り返すルートで行きます。
片道5Km弱。往復で10Kmです。
登山カードなる物を初めて書きます。
一応何かあった時のために。
台も、紙も若干湿っていたので書きづらい。
道の至る所にこのフラッグがついています。
解りやすくて非常にありがたい。
少し見失うととたんに不安になります。
山頂まで5.6Km。オッケーGoogle!!
最初はこんな、森林の中を練り歩きます。
夏場とか涼しくて快適そう。
帽子の忘れ物。
こういう小さい油断が山では命取りになります。
気を引き締めてすすみます。
沢が出現。
秩父の土地柄なのか、山全体も気温もなんだか湿っぽい。
石、コケ、気の根っこは非常に滑ります。
日向大谷コースは最初沢づたいに登っていきます。
最初の鎖場。
特に使う必要もないんですが。人生初の鎖場なので感動を噛み締めながら
握って登ります。
意外と横移動って難しい。
写真の左側が切れて解りづらいんですが、少しでも足を踏み外したら大怪我しそうな
急斜面があります。
最初はこういう急斜面を隣り合わせに進みます。
ちょっと後ろ向いたら。
神々しい朝日が。
やっぱ少しガスっぽいな〜
滑落したらただじゃ済まないです。
初心者コースとはいえ危険と隣り合わせ。
七滝沢コースは少し上級者コースです。
くれぐれも無理な登山はやめましょう。
沢です。
マイナスイオン感じながらの登山は最高です。
こういう落ち葉を踏み抜くと
沢だったりするので、靴がぬれます。
ここで先日買ったGORE TEXの真価が発揮されます。
全然、靴の中までぬれないし、乾きもめっちゃ速い!
沢を横断です。
GORE TEXの性能に感動したので、グイグイ沢の中に侵入していきます。
こういう木製の橋ってめっちゃ怖い。
ちょう滑るんですが。
決して受験生の方はこのブログをみないで下さい。
『滑る』って言う単語を惜しげもなく連呼しますんで。
『山道』って書いてありながら×の字の傷がついた看板が出現します。
僕みたいな初心者を試しているんだな!!
騙されんぞ!!
山での1Kmってかなり体感時間はかなり長い。
清滝小屋までの2Km果てしなく感じました。
こういう、コケまとった岩肌が結構あります。
もっとかっこ良く写真をとりたいなぁなんて思いつつ。
iPhoneのカメラじゃなく、一眼レフが欲しいな
この両神山。
イザナミとイザナギという神様を祀っている事から両神山って言います。
仏教的な像などがちらほら出現します。
無事生きて帰れるように祈ります。
沢推しハンパない!!
こういう坂って見た目以上にきついです。
かなり断続して続くし。
終わったと思ったら急坂が現れたり。
ちょこちょこ、鎖場があるといい気分転換になって楽しいです。
ありがたく水をいただきます!!
やっと清滝小屋に到着。
冬の間は閉まっています。
ちょっとここのベンチで小休止。
水飲んだり、カロリーメイトたべたり。一服したり。
経路を確認しつつ、もう一度気を引き締めます。
生きて帰れるようにお祈りします。
誰か住んでいそうな岩場を発見。
また、この1.4kmが辛いんだ。
割とこの辺で心が折れ始めてます。
徐々に視界が開けていって、
展望も段々良くなっていきます。
この辺りではまだ雲海の存在に気がつきません。
根っこが生え茂る道無き道を進んでいきます。
割と滑りそうで怖いです。
地味に上り坂になっているのがまたさらに辛い。
鎖場+木の根っこ+岩場。
足場に細心の注意を払わないといけません。結構ずるずる滑ってしまいます。
鎖場、急坂が連続。多少の高度感も味わえて自然のアスレチック的に楽しい。
こういう道無き道を行く、秘境感がまた好きなんですよね。
明日は全身筋肉痛を覚悟した瞬間でもあります。
林の間から、雲海がちらっと。
かなり期待が持てます。
早く頂上行きてぇー!!
なんとかの横岩って名前。
忘れてしまった。
意外と両神山は岩場が多いです。
岩、沢、森の両神山。
足の踏み場がないってこの事でしょう。
人生山あり谷あり根っこ有り。
チラ見せ雲海が俺の心をくすぐるZE。
パンチらよりもスカートと太ももの際が大好きな僕です。
またまた生きて帰れる事を拝む!
まだまだ頂上までは遠い。。
雲海キターーーー!!キ・キ・キ・キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
なんかこの顔文字懐かしいな。
顔文字にも死語とかあるのかな。もうネット住民は使わなくなったっぽい
モナーとか通じるのかしら
最高!!
雲海最高!!
これを見ちゃったら登山ハマるでしょ!!
日頃の行いがいいからかな。
これが本日のベストショット。
山越しの雲海パシャり。
下山してからもこの画像を見てニヤニヤしています。
この時点ちょうどお昼の11時くらいでした。
いやー雲海果てしないな。
これもなかなか。いい写真です。
本当は一番手前を少しきりつつ、もっと空を映せば良かったかな。
両神山の名の下になんとも神々しいのでしょうか。
頂上手前の鎖場。
割と険しい。
雲海が広がってない側の景色。これまたいい物ですね。
雲海を目の前にご飯食べてる人。
羨ましい!!
俺もカップラーメンとか食いたい!!
ガスバーナーが欲しい!!
ここで食うカップラーメンは最高なんだろうな。
日本百名山の看板だと思います。
山頂は1723mです。
こんな低い山でも雲海でるんすね。
これが山頂。人1人立てるのがやっとの狭さ。
混雑していたら、山頂待ちの行列が出来そう。
帰りは案の定ガスまみれです。
少ししたら晴れました。
登山と温泉はセット!!
帰りは温泉に行きました。
登山中にかなり汗をかいたので気持ち悪かったです。
生きて帰ってきた感動を噛み締めながら入る温泉は絶品です。
登山後→温泉はもうゴールデンペアです。
僕の放浪旅の基本はこの組み合わせで行きます。
今回行った温泉は
下山して一番近くにあると思われる両神荘の温泉に行きました。
この両神荘の近くに、「両神温泉薬師寺の湯」という道の駅に温泉がある所もあるんですが、
たしか僕が行ったのは火曜日だったので定休日でした。
薬師寺の湯に張り紙がされてあって必然的にこの『両神荘』に誘導されます。
両神荘は火曜日が特別デーみたいなので入浴料が割引されます。
割と賑わっている感じ。
観光客というか、仕事できてこの両神荘に泊まっているみたい。
サービスデーです。
600円ではいれます。
店内は割と綺麗な感じです。
大浴場は一階です。
ロビーフロアは2回になります。
12月も半ばの15日。
誰かがFacebookで
「年末はガキ使みて、年越し蕎麦でもたべるかな」
の一言で、無性にそばが食いたくなりました。レストランがあると聞いたので
アタックしたんですが、時間が時間なだけにランチは終了。ディナータイムは宿泊客向けだけになります。
残念。。。
温泉はかなり綺麗です。掃除も行き届いていて。
清潔感があります。
露天風呂有りでかなり満足です。
登山後の達成感に酔いしれながらの風呂は最高です。
両神荘の温泉は美人の湯です。
僕もすっかり美人になって帰ってきました。
こういう成分表が貼ってあると安心して入れます。温泉って本当なのかな?って疑心暗鬼になりますので、非常にありがたい。
僕はとにかくお風呂に入れればいいのであんまり気にした事ないですね〜
家族に貢ぎ物をかって帰ります。
このプリンかなりうまい。
プリンよりもかなりクリーミー。
ムースと寒天の中間くらいの硬さ。食べ応えある。
秩父の隠し味。にんにく焼き味噌はかなり、ご飯にあう。
味が濃いのでかけすぎると、後々痛い目を見ます。
おかげでご飯がかなり進みます。
最近は髪の毛切ってから、「痩せたね」って言われる事が増えたので
食べるようにしています。
まとめ
今回は天候に恵まれた登山になりました。
両神山クラスの低山で雲海なんて奇跡も起こりました。
秩父とか、他の山々に囲まれた地域だと、他の山に雲が盗られちゃって
あそこまで綺麗に雲海が広がるのは珍しいです。
この冬はかなりあったかいので、関東近辺の低山で鍛えて、近いうちに
雪山をせめたいと思います。
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