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Roncesvalles(ロンセスバリェス)に到着。周辺観光とアルベルゲでの生活の様子を写真で紹介して見ます。

      2017/12/27

前日にピレネー山脈を越えて27kmの道のりをやっとの思いで到着しました。ロンセスバリェスです。

りゅう。。(@gitalog)です。

 

今日のブログではRoncesvalles(ロンセスバリェス)の周辺の町歩きやアルベルゲでの生活の様子について書いていきたいです。

不安とドキドキの最初の宿場町。

その様子を実際にその場に訪れた感覚で伝えれたらな、と思います。

今、巡礼中や今後巡礼をして見たいと言った人に向けて何かの参考になれば、とても嬉しいです。

もっとここが知りたいとか僕に調べて欲しいことがあったらTwitterのDMかこのブログの下にコメント欄があるので気軽に投稿してください。(ほかの人との関わりがなくてとても寂しいです!)

ピレネー山脈越えの様子

→ 

それでは初めていきます!

まだスペイン巡礼編をアップロードできていないですけど。ブログが落ち着いたら順次アップロードして行くので

チャンネル登録の方もよろしくお願いします。

 

Roncesvalles(ロンセスバリェス)の基本的な情報

ロンセスバリェスの基本情報

ここでは初めてロンセスバリェスに行く人用に軽く基本的な情報を書いていきます。

とりあえず、ロンセスバリェスの位置を確認。

フランスの国境沿いのまちサンジャンピエドポーからピレネー山脈を越えて、カミーノフランセス(フランス人の道)

で最初の宿場町として有名です。

Roncesvalles(ロンセスバリェス)はスペイン語では『ローランの谷』という意味で

騎士ローランが山岳バスク人とカール大帝が戦って敗北した『ロンセスバリェスの対戦』ローランが戦死した土地として有名。

歴史は難しい。もっと勉強して理解を深めたい。

 

ちなみにバスク語でロンセスバリェスはOrreaga(オレアガ)です。ちょいちょい巡礼路上で見かけましたね。

 

人口はその数30人!

(出典:wikipedia

もうもはや、アルベルゲを運営するために必要最低限の人数しか住んでいないという超ミニマルな町です。

 

ロンセスバリェスの周辺観光

基本的に大きな教会と180人収容できるアルベルゲで構成された巡礼者のためと言っても過言じゃなぐらいの小さな町です。

そのほかは、2〜3軒あるレストランと巡礼の文化を楽しむためにおとづれた観光客に向けたホテルが2軒あるぐらいですかね〜

 

Santa maria de Roncesvalles

(出典:google)

ここは巡礼者用に出発のミサとかが行われるこの街で一番大きい大聖堂です。

僕はアルベルゲと併設されてるので比較的行きやすい立地にあります。僕は行ってませんw

今思うと行けばよかった。。

 

Iglesia de Santiago

中には入れなかったですね〜

Iglesiaはスペイン語で教会。巡礼中に幾度となくこのIglesiaという文字を見ることになる。

大聖堂がアルベルゲに隣接しているのにこの教会があるのはなんの意味があるんだろう。大聖堂は多分歴史的に新しくてこの教会は歴史的に古いんですかね。

この教会の横に修道院がある

 

Monastero di Roncisvalle

Iglesia de Santiagoの横にある修道院。

サンタマリアデロンセスバリェスやイグレッシアデサンティアゴで活動している聖職者の人たちがこの修道院で生活してるんですかね。

あんまり学がなくて。ただ周りを歩いただけで終わってしまった。

スペイン語がわかればこの建物がどんな意味で存在しているかアルベルゲで働いてるホスピタレイロの人たちに聞きたい!頑張って勉強します!

 

歴史的な感じの観光名所はこんな感じだと。

 

何か困ったことがあったらツアリストオフィスで聞きます。

14時にしまっちゃうので僕はいけなかったです。

 

泊まったアルベルゲの紹介

ロンセスバリェス唯一の公営のアルベルゲ。

名前はCollegiale、12€で一泊泊まれます。

 

 

近ずくと汚れた靴を洗える水場と洗濯物を干せるスペースがあります。

あとちょっとした休憩スペースもあります。

 

中に潜入

 

中に入ります。中に入って右側にレセプションがあります。

この写真を撮った時はレセプションのところに人が少ないんですが、このアルベルゲに到着した時はかなりの人がいて

列が並んでました。とはいえ30分ぐらい待ったかな。僕の場合ですと

 

 

レセプション中の様子。少しぶれてしまった申し訳ない。

ここで、宿泊費12€と希望がある人は夕食代10€、朝食代5€コースと3€コースをまとめて払います。

ここで聞かれることは特にありません。

クレデンシャルを出してスタンプを押してもらい、パスポートを出して本人確認と食事の有無を聞かれてお金を払います。

 

 

 

靴を脱ぐところがあるので登山靴を脱いで新聞紙を詰め込みます!

新聞紙を詰め込むことによって新聞紙が水を吸収して靴の中の水が乾きやすくなります。3〜4時間後ぐらいにもう一回様子を見に言って、結構水を吸収しているようだったらまた新しい新聞紙に変えます。これを2〜3回繰り返して乾かします。

Gore-texの登山靴なんですが、あれだけ雨が降られてしまうと流石に中まで濡れてしまいます。

日本で登山靴屋さんに聞いた話によると、表面撥水が追いつかず、だんだん生地が水を含んで足首の方から靴下などを伝って中まで濡れてしまうらしいです。勉強になります。

表面撥水はマメに加工しなければいけませんね。

 

基本的にアルベルゲでは館内は登山靴での行動が厳禁なので靴を脱いだ後にはける履物が必要になります。

クロックスやサンダルでも大丈夫です。各々歩きやすいものを選ぶといいです。

僕はSalomonのTECHAMPHIBIAN 3というサンダルと靴の両方の使い方ができる物を日本で買いました。

履きやすさもさることながら、靴底の安定感がたまりません。ウォータースポーツも対応しているので地面のグリップ力は抜群です。いずれサンティアゴ巡礼のまとめ記事で紹介します。

 

あとはKEENが有名ですね。外人はKEEN率高め。

KEENも悪くはないんですが、ソールの作りがあんまり好きじゃない。滑りはしないけど地面のグリップ力があんまり良さそうとは思えないんですよね。履いた事無いんですが店頭で見た感じの感想です。

 

町歩きしてる時にいちいち登山靴に履き替えるのが面倒くさいので長時間歩いても疲れないサンダルを探しておくとかなり便利です。

ベッドルームはこんな感じです。

2段ベッドが2つ4ベッド単位で壁で仕切られた小部屋が1つのフロアに何個もある作りになっています。

僕は上の段。

比較的若い男子は問答無用で上の段になります。

この巡礼の旅の中で下の段で寝たのは1〜2回ぐらいでしたw

ベッド感覚も広めでとても綺麗にされています。

 

ロッカーも付いているので荷物を置く場所に困らないです。

65ℓする僕のバックパックもすっぽり入るサイズになります。このロッカーの使用する際に1€の硬貨が必要になります。この1€は戻ってくるので安心してください。

 

キッチンの様子です。食材を持ち込んでる人はここで料理をすることができます。

僕は食材を持っていないので夜、レストランでご飯を食べます。

 

 

共同スペースの様子。

この写真では混み合っていますけど、共同スペースが広いので比較的に座ることができます。

ご飯を食べなくても、巡礼者同士で雑談をしていたりしてます。

 

 

自販機で簡単な軽食ができます。4€とかそんな感じの値段だった気がします。

2つ以上食べるならレストランで食べたほうがコストパフォーマンスよさそうです。

 

 

ドリンク類。

コーラは常に冷えてる状態で飲めます!

これ大事!コーラは僕のガソリンです。1.5€は少し高めかな。スーパーメルカドで1€切るので

しかしこの街にはスーパーがないのでこの自販機に頼るしかありません!

 

 

軽食、飲み物の他にお菓子もあります。

ピレネー山脈越えで行動食の大事さに気がついたので、明日の朝はこの自販機でキットカットあたりを買いました。

 

 

ちゃんと、フォークが用意されています。

アルベルゲには最低限の食器類が常備されています。

僕は一応念のために登山で使えるフォークとスプーンは持ってきています。

 

 

その他器具。

パスタとか茹でられる。パスタはコストパフォーマンスがいいので次巡礼をするなら最低限持ち歩こうかな。

食べきらないで荷物が増えるのがとても辛いので今回は自炊は全くしませんでした。

 

 

IHのクッキングヒーター。この現代化の波が押し寄せてきています。

カップラーメンを持ってきても食べれるのはいいですよね。

 

電子レンジという名のマイクロウェーブもあります。

 

地下には洗濯機と乾燥機があります。手で洗える洗い場もあるので無理して使うこともないです。

外にも干すスペースがありますが、この地下にも干すスペースがあります。

僕が到着した日は雨が止んだものの、時たま小雨が降ったりするのでこの室内に干しました。

 

 

トイレとシャワールーム。

このアルベルゲ全体的に綺麗に掃除が行き届いています。この巡礼中のアルベルゲが全て綺麗な施設なのかな〜って勘違いしてしまうほど。

実際は汚いところサービスが悪いところもありますが、僕は運よくそういうアルベルゲには当たらなかった。

 

初めて巡礼者たちとご飯を食べました

このアルベルゲに泊まる際にレセプションで食券を購入するんですが、人数が多いだけに2つのレストランに案内されます。

僕が案内されたのは

 

レストランLA POSADA

ここはホテルと併設されてるレストランです。運悪くアルベルゲに泊まれなくてもこのホテルに泊まれます。

 

 

入り口。

 

中に入るとこんな感じ。

すいません。これぐらいしか写真を撮っていませんでした。

 

ご飯の内容は、

スープ、サラダ、パスタが出てそのあとは、チキンかポークか魚から一品を選びます。

ワインも飲めて、水も飲めます。

他の巡礼者と同じテーブルで10人ぐらいのグループになります。

かなり気まずかった。スペイン人、イタリア人、フランス人がメインだったかな。

日本人は僕一人です。なんとかノリで盛り上げました!英語が喋れないのでw

 

覚えたてのスペイン語もこういう場で喋るととっても喜ばれます。

Muy Rico! 日本語で『美味しい』を連発しましたw

一人のスペイン人夫婦がワインを進めてきたので、注がれた瞬間に一気飲みをして

Muy rico!と僕がいう。

また面白がって別のスペイン人が僕のグラスにワインを注ぐ。

Muy rico!とまた僕が言う

ってそんなくだりを何回も続けましたw

イタリア人の女性に『You like SAKE!』って楽しんでもらえたのでとってもよかった。

最初誰も英語もスペイン語も喋れない日本人をイジってくれなかったけど、後半の1〜2時間はまさかのずっと俺のターンでしたw

おかげさまで最初の1時間ぐらいはとても苦痛でしたけど結果楽しい食事になりました。

 

明日からまた頑張れそう!

 

 

 

 - カミーノ・デ・サンティアゴ , , ,

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