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【スペイン巡礼5日目】Pamplona(パンプローナ)からPuente La Reina(プエンテ・ラ・レイナ)まで23km歩きました!【カミーノデサンティアゴ】

   

さすがに前回のZubiri(スビリ)〜Pamplona(パンプローナ)間がかなり疲れたので1日ぐらい休もうかなって思った

りゅう。。(@gitalog)です。

Twitterのフォローの方もよろしくお願いします。最近ブログの更新情報がメインになってしまっていますが、たびに出たらマメに更新しようと思います。

今日は前日に観光したPamplona(パンプローナ)から23km離れたPuente La Reina(プエンテ・ラ・レイナ)まで23km歩きました。

1つ山越えがあります!果たして無事に歩き終えることができたのでしょうか!

その模様をブログに書いていこうと思います。

 

ちょっとパンプローナにもう一泊してポストオフィスに寄ろうかとも考えたんですが、もうこうなったら『このバックパックで歩きキってやろう!』とヤケになったから次の日も歩こうと決めました!

 

徐々にブログと並行してyoutubeの動画も編集し始めているのでこの機会にチャンネル登録の方もよろしくお願いします。

Puente La Reina(プエンテ・ラ・レイナ)に向けて歩きます!

 

さて、また歩き続ける1日が始まりました!

これから行くプエンテ・ラ・レイナにはどんな出会いが待っているんでしょうか?もう体はボロボロですw

 

7時30分ごろ Pamplona(パンプローナ)出発!

 

7時30分ごろ、早朝の明るくなったタイミングで出発。

最近はこの時間帯に出発することが多くなった。まだヘッドライトをつけて暗い内から歩くのに抵抗がある。

街を出るまで頑張って歩いていこうと思います。

 

 

街の中心地をでてだんだん、景色が開けてきてふと空を見るととても綺麗な朝焼け。

この朝焼けを見ながら朝、自然や古都を歩けるのもカミーノ巡礼の特権です。本当にこの巡礼中は贅沢な時間の連続だったと日本に帰ってから噛み締めてます。。

 

 

街なかは時たま、黄色い矢印とかではなくて地面に埋め込まれたサインに変わります。

随分、黄色い矢印や看板を見なくなったな〜って思って視線を下に向けるとこういう埋め込まれたサインに切り替わっていて、上やら下やら横やら目を凝らさないといけないので気が緩まる瞬間がないです。

 

 

郊外はとても大きな公園になっています。

朝は地元スペイン人が早朝のランニングしていたり、その中に巡礼者が歩いているという光景がたくさん見られます。

日本にはない文化だと、皇居に早朝ランニングしている人たちの中にバックパックを背負った集団がいる。そんな風に考えてもらえたらわかりやすいかも。

 

ちなみにこの公園も観光名所の1つです。

城塞公園と言われてて、上から見ると結構綺麗。

(出典:Wikimedia Commons)

日本の北海道にある函館の五稜郭みたいな感じで親近感がわく公園のではないでしょうか!

 

 

城塞公園を抜けて次の街、『Cizur Menor (シスルメノー)』を目指します!

 

9時ごろ 『Cizur Menor(シスルメノー)』に到着

約1時間30分歩き続けて、最初の街であろう。『Cizur Menor(シスルメノー)』に到着。

 

特に用がないのでスルーする感じで!

この街は丘に教会があってとても小さい街です。

奥に見えるのが教会。写真はこれだけ。

 

 

街を出ると草原地帯?開けた場所に出ます。

ちなみに左側に見切れてる集団はフランスから来たツアーの人たちで、車で近くまで来て1週間かけて細かいスポットに分けて巡礼路歩いていました。

こうやって無理のない範囲で巡礼を楽しむツアーが結構多いです。

これがゴールの『サンティアゴ・デ・コンポステーラ』の100km前からになると途端にツアー客が増えて来て

アルベルゲに泊まりづらいって事態に陥ります。100km前から歩いて100km歩き終えると巡礼証明書がもらえるからです。

前半戦に多い傾向としてはブルゴスあたりまでツアーで楽しむ人も結構いました。特に長期休暇が取れない人とかに多い傾向です。僕も実際に会ったことのある日本人の巡礼者はブルゴスまでが多かったです。

 

 

どうやらプエンテ・ラ・レイナまで17kmもあるみたいです。。。まだ先は長い。

 

 

歩いてる時はなんか『綺麗な飾りだな〜』ぐらいにしか思っていなかったんですが、ブログで書いてると

これはこの巡礼の道で亡くなった人の慰霊碑だと気がつきました。不謹慎極まりない。

 

決して人が死ぬような場所ではないけど、楽しいだけではなくて厳しい側面もある。そんな巡礼の道

身が引き締まります。

 

11時ごろ 『Zariquiegui(サリキエグイ)』に到着。

 

 

11時ぐらいにシスルメノーの次の街、『Zariquiegui(サリキエグイ)』に到着。

なんて読みづらい名前なんだろう。

ここもまぁ教会があって、一個か二個アルベルゲがあるぐらいの街です。この辺で少し休憩してもいいかなって思います。

 

中には入ってませんが、教会はなかなか立派な感じでした!

 

 

街にはバルがあります。歩き疲れた巡礼者も休憩しています。

もっと早めにアルベルゲを出発してバルでゆっくりしながら次の街へ目指すのも楽しいな〜なんて思います。

次はもっと心に余裕を持って巡礼に挑もう。あとお金の余裕も大事よ

 

 

ここから少し山道に入ります。

天気がいいのが助かってる。ピレネー山脈越えから4〜5日は降ったりやんだりが続いて、レインコートのウェアリングがめんどくさかった。

 

 

本日、唯一の山。

Alto del Perdonの山頂です。ここにも移動販売車とかが止まってて巡礼者の憩いの場になっています。

そして、有名な巡礼者のモニュメントがあってフォトスポットになっています。

 

 

これが有名なモニュメント。

昔の巡礼者を模したモニュメント。この巡礼の道にはいくつも巡礼者のモニュメントが飾ってある。

結構グーグルの画像検索で調べてたんですけど、サンライズの時や夕暮れの時を目指していくのも楽しかったのかもw

かなり綺麗だった!

 

 

奥に見えるのが目的地のプエンテ・ラ・レイナかな〜。

今日はかなりの巡礼者に声をかけられた。『なんでお前のバックパックはそんなにでかいのか?』ってねw

初日〜2、3日はみんな巡礼が始まったばっかで緊張しててそんなに話しかけらない感じ?言うても僕は結構話しかけらる。

比較的、年齢が若い巡礼者は年配が多いこのカミーノ巡礼で可愛がられる。

そんなわけで、ピレネー山脈を越えて大都市Pamplona(パンプローナ)で休んだりでいい感じに緊張がほぐれて巡礼の日常に慣れ始めた頃なので他の巡礼者に話しかける余裕が生まれ始めたんでしょう。

なので今日は特に話しかけらる。

 

13時30分ごろ Uterga(ウテルガ)に到着

 

サリキエグイから1時間30分後ぐらいに『Uterga(ウテルガ)』に到着。この時点17km地点ぐらい。

結構歩いたな〜

そして日に日にタイムが落ちてくる。足どりが重いのが如実にわかる。

 

 

 

うーんまぁ、とてもミニマルな街です。

かるーく、あたりを見て次の街まで歩き始めます。

 

14時ごろ Muruzabal(ムルサバル)

 

ムルサバルに到着。

いや〜ズビリーパンプローナ間が一番辛かったって言ったけど、今日もなかなかしんどい。

ここで休めそうなベンチを探すけど、なかなか見つからなかったので路肩で荷物を置いて座って休んでると

 

他の巡礼者から『Are you OK?』って声をかけられる。

その優しさがありがて〜心にしみる。

 

 

さて歩くか。もうここで泊まりたい!って心の底から思ってる。

辛くても自分で持ってきたバックパックを背負って歩ききるってこの感覚は日本人特有で、他の巡礼者は5€で次の街までバックパックを送迎するサービスを使って歩くことを純粋に楽しんでる。

メインバックパックは次の泊まる街に送ってレインコートとか最低限の荷物はサブバックに入れてそれを持ち歩いてる。

あとは巡礼の途中でバスを使ったりね。我々日本人はどうしても重たいバックパックを持って自分の足で歩ききることに美徳を感じてしまう。

 

 

あと4kmがはてしねー

もう、やっぱり荷物送りたい!

プエンテラレイナにポストオフィスもといスペインではコレオス(correos)も無さそうだし

もう少し頑張ってみるか〜の繰り返しです。

 

14時50分ごろ Omanis(オバノス)に到着

 

 

15時を目前にまだプエンテラレイナに着いてない。

確実に時間がかかりすぎ。焦りも感じるけどそれよりも疲労感がものすごい。

もはや、今日は何時に着いてもいいからとにかく歩ききろう。アルベルゲが空いてなかったらなんとか探せばどうにでもなるでしょう!って根拠のない自信で自分を奮い立たせる。

 

 

この街のイグレッシア(教会)

どんなに小さな町でも立派な教会があることがすごい。信仰心のなんたるかは日本に生まれ育ってあんま理解できてない部分が多いけどこの土地の人々にとっては生まれた時から身近な存在なんだろうなって思います。

 

 

この時に仲良くなったイタリア人の男性に撮ってもらいました。

これがイタリア流の写メの撮り方。今って写メって言うのかな?昔は写メールが流行ったので僕は写メって言っちゃうけどスマホ世代はなんて言うんだろ

 

イタリア人のすごいところはとにかく町中に歩いているスペイン人の女性に声をかけまくってる。

その積極性を見習わなくては!

 

15時30分ごろ Puente La Reina(プエンテラレイナ)に到着!

 

プエンテラレイナに到着!

もう、これ以上歩きたくないぐらい疲れたので街に入った瞬間に見えてきたアルベルゲに速攻で入りました!

無事、チェックインできて休むことができました。

 

次回は、このアルベルゲのことを書きます。プエンテラレイナはあんまり町歩きしませんでしたw

勘違いしてて、『この街!なんもないじゃん!』って思ってたんですけど翌朝、普通に巡礼路を歩いてたら普通に旧市街がありましたw

すいません。

この日はただひたすら休む日にしました

 

では!

 

 

 - カミーノ・デ・サンティアゴ , ,

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